今年のげろきょのテーマのひとつ。
現代朗読という表現は、非常に奥も深いが、そのくせとっかかりの「敷居」がとても低いのも特徴である。朗読の経験が長い熟練者には、よくいわれることだが「目からウロコ」だし、まったく朗読をやったことがない人でもすぐにその日から「表現者」として一歩を踏みだすことができる。
同様に、現代朗読という方法を教えることも、その考え方と方法の基本を押さえればだれにでもできるのである。ワークショップやゼミでは、私MIZUKIが講師をつとめることが多いのだが、ほかの人にもどんどん指導をしてもらいたいと思っている。
やってみればわかるが、人に教えることがもっとも自分の勉強になることなのだ。自分の考えが曖昧だと、人に教えることはできないし、教えながら考えや方法がはっきりしてくるということもある。
明後日11日の現代朗読一日講座は、これを受ければ翌日からトレーナーとして現代朗読を教えることができるような内容を心がけている。そのような要請があれば、現代朗読の数あるエチュードのなかから、すぐに実践できる例題を覚えてもらって、人に広めてもらうこともできる。
11日は「建国記念の日」で休日である。
このところ多いのだが、遠方のかたも一日だけ参加することができる。もちろん、近隣のかたも、継続的に現代朗読協会(世田谷羽根木)まで通ってこれなくても、現代朗読の基本的な方法を一日で学ぶことができる。
必要があれば何度かリピートしてもらえれば完璧だろう。
私はこの一日講座をとても重要なものと位置づけているので、朗読を経験したこともない人も、また現代朗読を知っている人も知らない人も、まずは参加してもらえるとうれしい。
詳細はこちら。
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